瓦版 29年3月号

突然ですが、長嶋電機を閉めることになりました。といっても今までと何も変わりません。デンキ屋は継続されます。「有限会社長嶋電機」が一旦凍結され、新会社の「長嶋屋株式会社」が設立されます。けじめとして「さよならセール」をさせて頂く運びとなりました。

特別企画として「特選カタログ3月号」に掲載されている商品全てがこの世に出ている家電製品を最安値になるよう挑戦させて頂きます。仕入れ先様との協力体制の下、赤字覚悟で取り組んでおります。普段はこの価格ではお渡しする事は出来ませんが、今まで㈲長嶋電機を支えて頂いた皆様へ私共ができる最善の方法だと考えています。世間には家電製品を販売する所は量販店、インターネット、町の小売店がありますが結局はお使いいただく商品はどこで買っても同じ物です。(例外として量販店独自のプライベートブランドはあります)長嶋電機では、同じ商品にプラスαとして人的サービスの付加価値を付けてご提供させていただいています。今回は「さよならセール」として利益抜きでさせて頂きます。どうか私共の想いをご理解頂きご購入の機会になればと思います。では何故?何のために?長嶋電機を凍結するのかと言いますと四年前から「地域の暮らしのお困りごと解決」をスローガンに電気だけに捕らわれず、普段の生活上起こり得る暮らしの困り事を解決していこうとスタッフ全員で決めました。草刈、お買い物、おうちの掃除、お墓参り、付き添い、お迎え、ワンちゃんの散歩、お留守番、蜂退治、雨漏り修理、水回りのつまり、水漏れ、給湯器の不具合など生活に関わる困り事を全て解決してきました。しかし、皆様の声として「何でデンキ屋にお掃除してもらうの?」「何でデンキ屋に家の修繕をしてもらうの?」「何でデンキ屋に水漏れ修理してもらうの?」と。その通りだと思います。結論として長嶋電機の「電機」があるからそういった声が出てくることに気づきました。長嶋電機は昭和38年に現会長がラジオの修理から創業しました。遡る事四百余年前の室町時代に今の地で「長嶋屋」という屋号で塩を販売していました。長嶋屋は常に地域に無いもの、必要なものを提供してきました。現在の困り事解決業も原点回帰として「長嶋屋」を現代に蘇らさせていただきました。どうぞご理解の程、今後共宜しくお願い致します。スタッフ一同